〜第71話 再び!殿のおな〜り〜 〜 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
−ものがたり− | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
わーっはっは! 私は再び世界一の魔法使いに返り咲く予定のピカポンだ! あ、ただの酒屋さんです。お得意様へのサービスです。くれぐれもセラヴィー様に。 ははははははは、見つけたぞ、セラヴィー。今のおまえは全く魔法が使えなくなってるはずだ。何!殿じゃと、やかましい。小童が! だまれ、だまらぬか! 勝負しろセラヴィー。セラヴィー、貴様はもはや魔法は使えぬわ。余が勝ったも同然じゃ。あれ? セラヴィー君、今朝ジュース届けたんだけど、ちゃんと飲んでくれた? あの中には、私が長年にわたって研究した、魔法が使えなくなる薬が入ってたのに。ということは、まだ魔法は使えるわけね。……、さらばじゃ。 ぬっ!? 後ろからどこか見覚えのあるガキどもが追って来ているではないか。ガキにかまってる暇はないんだ、さっさと帰れ! この私が弱いだと、セラヴィーの強さは化け物だ!ガキに関わるとろくなことがない。 帰らんというのなら、私が消し去ってくれる。しゃらくせーー! 「出でよ、入道大魔神」。ぶわーはっはっはっは。貴様らなんぞ、ひねり潰してやるわ。む、なかなかやるな。 しかしこうしてしまえば身動きできまい。そろそろおしまいにするか。「ピカポーン、ソード!」誰が遊んでやると言った。手打ちじゃ、手打ちにいたす。不憫だがとどめを刺させてもらうぞ。 何だこの花束は。へん、こんな物。えい、くそ、うっとおしい蝶め。はっ……、ぐおおおぉぉぉぉぉ。髪が、髪がーー! | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
−チェックポイント− | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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−キャラクターの活躍− | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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