〜第65話 懐かしいぞニャンダバー〜
−ものがたり−
ニャニャ! 久久に登場のミケネコ博士だニャ! 打倒マジカルプリンセスを目指して、日々研究をしているニャ。ニャ、弟のクロねこから伝令が入ってきたにゃ。

今日こを我がミケネコファミリーの名を世界に轟かせるときニャ。思えば、今までの戦いは辛いことばかりだったニャ。

最初の戦いは、私の研究所にチャチャたちが来たときニャ。あのときは、私の発明品を壊されて、頭にきて、起動メカ・ニャンダバーZのときだったニャ。追跡ネコ型ミサイルを破られ、マジカルシュートに破れたのニャ。

あれは、ほんのささいな事故と偶然の突発事故による無念の敗戦だったニャ。しかし、その敗戦が我が兄弟愛を呼び覚ましたのニャ。

2度目の戦いは、兄弟の努力と根性の力を合わせ、究極最強超無敵機動合体ロボ・ニャンダバーZZ(ダブルゼット)で勝負を挑んだニャ。必殺5ニャンジャーミサイルもむなしく、またしてもマジカルシュートに破れたのニャ。

思えば、我らねこ族の唯一の弱点をつかれた敗戦だったニャ。そして次は、”献身体当たり身を捨ててこを浮かぶせもあれ”作戦だ。

自信作のグレートニャンダバーを発進させ、変身できないチャチャに勝ったと確信していたのだが、重過ぎて、グレートねこ手ボンバーもミサイルも動かなかったニャ。ウイングクリスバーニングフラッシュに破れたニャ。

だが、復讐のときはきたのだ。ちょっと通信装置の調子が悪いようだが、なおしている暇はないニャ。”究極最終これでおしまいよ機動メカ・ニャンダバーWXYZ”発進ニャ。これがわしの最高傑作ニャ。通新装置は後で直すニャ。

−チェックポイント−
ミケネコ博士(声/高橋広司)の戦いにスポットを当てた総集編。妹のシロネコ(声/島本須美)も、これが3度目の登場。ラスト、ミケネコ博士はマジカルキャッスルの科学庁長官に。
あやとりの上手なしいねちゃん。完成させたのは、五段ばしご。
これまで戦う相手だったニャンダバーにチャチャが搭乗。「ニャンダバー発進だニャ! ニャハハハ!」と上機嫌。セラヴィーの言うように「対決と戦いの時代は終わった」のだ。



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