〜第47話 熱き友情の橋を渡れ!〜
−ものがたり−
リーヤだぞ! 俺たちは、大魔王の城まであと一歩の所までやって来た。でも、目の前に、でったい谷がある。近くに橋もないし。おまけに、風が強くてホウキでも渡れない。どうしよう。

お!親切な気球屋がやってきた。値段もただだし、お菓子もくれるんだ。やったな、チャチャ。何だこれ、変な時計だな。え、爆弾だって。爆発して俺たちは谷底へと真っ逆さま。

危機一髪、俺たちを助けてくれたのは、俺のじいちゃんだ。ところで、何でこんなとこにじいちゃんがいるんだ。それにあんなにたくさん丸太を持ってきているし。

そこへ現れたのは、鎧を着込んだガロックとかいうやつだ。いきなりじいちゃんに喧嘩を売ってきたんだ。でも、俺のじいちゃんは強いんだ。おい、どうしたんだ、じいちゃん?何であんなやつに殴られっぱなしなんだ。

何とか追い払って、じいちゃんに話を聞いたんだ。じいちゃんとガロックは、昔からの友達だったらしい。12年前、王城の守備兵だったじいちゃんは、まだ赤ん坊のチャチャを連れて逃げるセラヴィーを助けるために、自分とガロックとで作った橋を落としたんだ。

またまたガロックが現れて、襲いかかって来たんだ。ガロックに教われて、俺たちは谷底へ真っ逆さま。俺たちを助けるためにじいちゃんも谷底へ。じいちゃんのおかげで、俺としいねちゃんは何とか無事だけど、チャチャが大ピンチ。

チャチャは助けることができたけど、まだまだガロックが攻撃してくるんだ。こうなったら、変身して倒すしかないな。

−チェックポイント−
谷を渡れないチャチャたちの前に現われたのは、ヨーダスとハイデヤンス扮する”気球売り”。39話での渡し舟と同じパターンだが、チャチャたちは再びだまされてしまった。
チャチャたちの前に立ちふさがるガロック(声/坂東尚樹)。元王城の守備兵だけあって、生身でありながら、マジカルプリンセスをピンチに追いやった強者。
チャチャのイヤリングの隠された能力。暗闇のガロックの居場所を察知する、レーダーのような役割を果たした。
リーヤのじいちゃんが、ついに巨大狼男に変身。もしかしたら、今はフワモコのリーヤも、将来はああなる?
気球に搭載されているエンジンは、「高性能ブースカエンジン」というもの。一応谷を飛んでいたので、けっこう高性能であったと思われる。
−キャラクターの活躍−
チャチゃ
魔法の呪文
出てきたもの
成功か失敗
コメント
出でよ、橋
成功
ここまで出せれば成功でしょう。
出でよ、はし
だんだん橋でなくなる
失敗
「出でよ、橋」と正確に言えなくなるまでがんばったチャチャさん。
出でよ、大っきいいかり
いかり
成功
なわはしいねちゃんが出したもの。二人で協力して、リーヤのじいちゃんを助けました



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